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​“奈良原さん”とは

“奈良原さん”は、愛媛県今治市玉川町にある山・楢原山の愛称です。

楢原山の標高は1,041m。高縄半島の中心に位置する高縄山系の、そのまたさらに中心に位置しています。

今治平野を潤す清流・蒼社川の源流であり、青々と豊富な森林資源を有する里山であり、今治市の陸地部で唯一の国宝が出土した、地域の文化的中心地でもある美しい山。

地域の要ともいえるそんな楢原山を、愛と敬意と親しみを込めて、わたしたちは“奈良原さん”と呼んでいます。

・水源の森

楢原山は、今治市を流れる蒼社川の源流です。

瀬戸内海気候に代表される少雨地帯である今治市の水源地として、重要視されてきました。

​ふもとの鈍川渓谷を中心に広がる森は、今治越智地方水源の森」として、水源の森百選にも選ばれています。

・森林資源の宝庫

楢原山の山頂付近には、豊かな自然林が残されています。この自然林では、種類豊富な動植物が、かつて里山で見られたような生態系をそのまま保っていると思われます。

また、奈良原神社近くに自生する現在二代目の「子持ち杉」の堂々たる姿も見事なものです。

・文化的中心地

国宝の出土が注目される楢原山ですが、他にも多くの文化的特徴をもっています。

“奈良原権現”がいただかれた修験道の山であり、広く県内各地から参拝者が訪れた信仰の山であり、そして南北朝時代の謎多き天皇・長慶天皇にまつわる伝説が残る山でもあります。

今治藩主が参拝した記録も複数あり、地域の文化的中心地であったことがわかります。

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